はじめに
初めまして。ウィズユーコンサルティング代表の丈下博美です。
当ホームページをご覧頂きありがとうございます。このページでは私のプロフィールを紹介させて頂きます。どのような経緯で中小企業診断士の資格を取り、どのような想いで独立して今に至ったかを綴っています。私のことをより理解してもらえるのではないかと思います。
大手電気メーカーで、世界初の仕事にも従事
1990(平成2)年、大学で電子工学を学んだ私は、卒業後、大手電機メーカーに就職しました。そこでソフトウェア技術者として、OA機器やPC周辺機器などの開発に従事しました。独立するまで24年間勤務したことになりますので、私のこれまでの人生のほぼ半分はこの会社に所属していたことになります。私が携わった仕事は、PC周辺機器や車載エレクトロニクス製品当の新製品の開発です。なかでもパソコン周辺機器の開発では、世界初となるノートPC用ブルーレイディスクドライブの開発をはじめ、さまざまな開発事業に携わることができました。新製品の開発は刺激的で、もちろん苦労も多いですが、そのぶん完成した時の喜びはとても大きなものでした。
大手電機メーカーにやってきたリストラの波
皆さんは電機業界に対してどんなイメージをお持ちでしょうか? 正直言って今はあまり人気のある業界とは言えません。その理由は、2000年代以降、日本の多くの電機メーカーが行なってきたリストラのせいです。当時、リストラの波が押し寄せ、私のいた会社ももろに大波をかぶりました。私がいた事業所でも一度に三分の一の従業員がいなくなるほどのリストラも敢行されました。当時、多くの社員が「次は私の番かな…」という不安を抱えながら仕事をしていました。「定年までずっとここにいられるだろうか」「ここにいていいのだろうか」-そんなふうに思いながら仕事をするのは大変なストレスでした。
中小企業診断士の資格を取ろう!
そしてついに私にもリストラの順番がまわってきました。上司から「早期退職に応募しますか?」と言われ、私が首を横にふると、「ではこの事業所に転勤してそちらの仕事をやってください」と告げられました。転勤した先は、福井県にあるグループ会社。転勤して分かったのですが、そこは人の入れ替わりの激しい、いわゆるブラックな事業所だったのです。“このままでは大変なことになる。倒れて仕事ができなくなるくらいなら、辞めてしまおう”。そう決心して会社を辞めました。転勤して1年後のことでした。
実は、私は会社員時代に中小診断士の資格を取得していました。当時、リストラが進み、人も減り、売上も減って、会社は残業代を出せない状態でしたから、毎日、定時で帰られるようになっていました。入社して初めて自分の時間を持てるようになったのです。“今のうちに自分の価値を高めるようにしよう” -私はどんな資格があるか調べ始めました。そしてその中で中小企業診断士という資格があることを知り、必死に勉強してその資格を取得しました。中小企業診断士とは、経営コンサルタントの資格のなかで、唯一の国家資格です。そもそも会社の業績が良ければリストラを断行する必要はありません。会社が元気なら従業員も元気になります。それなら辛かった私のリストラ経験も無駄にはなりません。いつしか、日本の中小企業や従業員を元気にすることが私の使命に思えてきました。
コーチングとの出会い
しかし、私は会社を辞めてすぐに中小企業診断士として独立したわけではありません。会社を辞め、失業保険をもらいながら、自分はどうするべきかを真剣に考えました。当時の私にはまだ独立してすぐにやっていく自信がなかったのです。その時に出会ったのが「コーチング」でした。コーチング自体は以前から知ってはいましたが、それまではピンときていませんでした。しかし、今後の自分の身の振り方を考えている時、「人の良いところを引き出し、やる気を出させる」コーチングがぴったりとはまったのです。せっかくなら受講するだけでなく、コーチングの資格も取ろうーそう決心して認定コーチの資格を取得し、中小企業診断士とコーチングの両面で経営者のサポートを行なうことを決め、独立開業を果たしたのです。
ウェルスダイナミクスとの出会い
私にはもうひとつの強みがあります。それはウェルスダイナミクス(以下、WD)の資格です。WDとは、人を8つのタイプに分け、ぞれぞれのタイプに応じて、どのような心構えや行動、パートナー選びをしたら成功するかを体系的にまとめたものです。私が初めてWDに触れたのは、福井にいる時に、京都で行なわれたあるセミナーに参加したときでした。それからしばらくの間、そのセミナーのことは忘れていたのですが、福岡でコーチングを学んでいる時に、その隣の部屋で偶然、京都で受けたセミナーがあったのです。主催者に話を聞いてみると、福岡に営業拠点を置いたばかりでした。そのセミナーの会社が取り入れていたのがWDでした。私はそこに何か「縁」のようなものを感じ、改めてWDを学んだのです。WDは、中小企業診断士、コーチングと合わせて使えば、経営者や従業員をより支援できます。
最後に
私のプロフィールを最後までお読みくださり、ありがとうございます。私の強みは、中小企業診断士、コーチング、WDの3つの切り口で、経営者や従業員を支援できることです。経営者や従業員が幸せになるためには、会社の業績が良くなければなりません。会社の業績を良くするのは、そこにいる「人」です。特に中小企業の場合は、経営者が会社の業績を左右します。私のモットーは「経営者自らが気づき、行動すること」です。そのために、私のノウハウと経験がきっとお役にたてると信じています。