信用情報機関について
先月、講師として参加させていただいた創業塾で、同じく講師として参加された日本政策金融公庫の方のお話を聞く機会がありました。
その話の中には当然、融資の話が出てくるのですが、参加者は創業前の方や、創業後間もない方ですので、個人に対する融資の話になります。
自己資金がいくらあるのか?
融資金額に対し、最低でもどのくらいの自己資金が必要なのか?
そもそも、融資の上限はいくらなのか?
など、です。
制度としての融資枠はありますが、通常、その枠まで貸してくれることはありません。
融資できる金額は、事業計画の内容もさる事ながら、自己資金額や、ローンの有無・残額なども関係してきます。
もし、過去に審査で落ちたとか、カードの支払いが遅れたという方は、心配でしたら、専門の信用情報機関に確認されるとよいです。
株式会社シー・アイ・シー(CIC)というところで、確認できます。
情報開示請求するには、手数料として1,000円かかりますが、パソコンやスマホでも簡単に確認できるようです。
企業評価について
上記は、個人の信用情報でしたが、会社の場合は、金融機関からの格付け(企業評価)ということになります。
格付けの良し悪しで、銀行からお金を借りられるか借りられないか、金利がどの程度になるか、決まってきます。
会社の格付けが悪いと、借入時の金利を上げられたり、そもそも借入ができなかったりします。
銀行は決算書を中心に格付けを行っています。
そのため、銀行から資金を借りられている会社 or これから借りる会社は、自社の決算書の評価を行うことをおすすめします。
私が使用する診断書作成ソフトでは、決算書だけでなく、借入明細も入力するため、キャッシュフローをベースとした詳細な診断が可能です。
各指標(安全性、収益性、成長性、返済能力など)の評価スコアがグラフで表示されるので、数字に強くない方でも理解しやすいです。
もちろん、中小企業診断士として、分かり易くご説明もいたします。
ご興味のある方は、サンプルを送付いたしますので、ご連絡ください。